Apple Mail(Mail.app)で Gmail IMAP の設定を最適化する

まずは Gmail にログインして IMAP を有効にする必要がある。

次に Apple Mail での設定を行う

デフォルトの設定は以下のようになっている。

Apple Mail のサイドバーにはこんな風に GMAIL という項目ができる。

一方、Gmail 側にも「Junk (Gmail)」というラベルが自動的につくられている。

GmailApple Mail の連携を修正する

以下の手順のオリジナルの記事はこちらです:A better Gmail IMAP to Mail.app sync
ただし、迷惑メールも保存されるように少し変更してあります。

Gmail のラベルは、Apple Mail ではフォルダーとして表示されることから、まず Gmail 側で以下のラベルを作成しておく。

そのあと、Apple Mail の環境設定を開き、「メールボックスの特性」タブで以下のように設定する。

  1. 「下書きメッセージをサーバーに保存」のチェックを外す(Gmail では自動的に下書きが保存されるため)
  2. 「送信したメッセージをサーバーに保存」にチェックを入れる(削除するタイミングを適宜設定)
  3. 「迷惑メッセージをサーバーに保存」にチェックを入れる(削除するタイミングを適宜設定)
  4. 「削除したメッセージを"ゴミ箱"メールボックスに移動」にチェックを入れる
  5. 「削除したメッセージをサーバーに保存」にチェックを入れる(削除するタイミングを適宜設定)

次に「詳細」タブで「IMAP パスの接頭辞」の欄に「IMAP」と入力する。設定を保存すると、サイドバーの表示が以下のように変わる。

最後に以下の操作を行う。

  1. サイドバーの GMAIL の中の「Sent」フォルダを選択した上で、アプリケーションのメニューバーから「メールボックス > このメールボックスの用途 > 送信済み」を選択する
  2. 同様に、「Trash」フォルダを選択し「ゴミ箱」に割り当てる
  3. 「Junk」フォルダを選択し「迷惑メール」に割り当てる

以上で完了。サイドバーもすっきりする。

Gmail にフィルターを設定する

このままでは Gmail 上で「迷惑メール」と判定されたメッセージが Apple Mail 上で見られないので、Gmail の方でフィルターを設けてやる必要がある。

  1. 「フィルターを作成」>「キーワード」に in:spam と記入
  2. 「次のステップ」
  3. 「ラベルを付ける」の欄に「IMAP/Junk」と記入