OSX の Automator の使い方

非常に便利そうな Automator だが、使い方のチュートリアルがあまり見当たらない。変数の定義や値の処理の仕方など、よくわからないことが多い。
日本語のリソースとなると、今のところ、アップルの技術情報のページが一番まとまった資料と言えそうだ。

最も基本的な使い方は、フォルダーアクションとして保存されたワークフローに、処理させたいファイルをドラッグ&ドロップするというやり方のようだ。複数のファイルをドロップすることも可能だが、そうするといっぺんにすべてのファイルを開いてから一つずつ処理するため、多数のファイルを処理させたい場合に問題となりそうだ。
それを回避するには、複数のファイルをドロップした場合に一つずつ順に開いて処理してくれるようなワークフローに変換すればいいのだが、この変換を自動的にやってくれるツールが無料公開されている。

Automator Multi-Item Processing Utility

とはいえ、OSX 10.5 Leopard からは Automator 2.0 でループ処理が可能になったらしいので、今ではこのツールを使わなくてもいいようになっているのかも知れない。